- 13:10-13:50
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変化するHDD市場とメーカーの新たなる戦略とは
株式会社 テクノ・システム・リサーチ
シニアディレクター
馬籠敏夫 氏
2013年上期までの市場実績を踏まえながら、2013年以降のHDD市場(及びSSD市場)をアプリケーション別に展望。
HDDメーカーは3社に収斂したことで、"スケール追求の時代"から、緻密で戦略的な"利益追求のステージ"にシフトしている。
そこでは、ダイナミックに変化するストレージ市場を分析しながら、自らも変化(進化)しようとするスタンスが伺える。
今日のHDDメーカーは、単なるドライブメーカーではなく、SSDも取り込み、そしてストレージソリューションをも視野に入れた新たな時代を取り込もうとしている。
- 13:50-14:30
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コンシューマ市場におけるDASの現状と今後を担うNAS
株式会社 アイ・オー・データ機器
事業戦略部 商品企画1課
主事
北村泰紀 氏
PCからTV録画用途で広がりを見せたUSB-HDDなどのDAS(Direct Attached Storage)の現状と、ニーズの多様化に今後の広がりが期待されるNAS(Network Attached Storage)について。
- 14:30-15:10
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マイクロ波アシスト磁化反転技術の現状と課題
東北大学 多元物質科学研究所科
准教授
岡本聡 氏
マイクロ波アシスト磁化反転技術の現状と課題について紹介する。
これまでの理論構築や基礎研究からマイクロ波アシスト磁化反転における基礎的な理解はかなり進んだ半面、まだ具体的な応用に向けての課題は山積している。
本講演では、これまでの基礎研究の成果をまとめたのち、今後の課題について整理したい。
- 15:10-15:40
休憩
- 15:40-16:20
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フラッシュメモリとストレージ・クラス・メモリで構成するビッグデータ向けハイブリッド・ストレージ
中央大学 理工学部 電気電子情報通信工学科
教授
竹内健 氏
ビッグデータと呼ばれるように、人に加えて、実世界の多様な情報(Internet of Things:機器・機械の挙動、位置・移動、購買、医療・健康、気温・湿度等)がネットワーク上を行き交うようになり、情報量は爆発的に増大する。
現在のインターネットを用いたITサービスに欠けているのは、時間の概念。
今後は、様々なデータベースを基に、リアルタイムに情報を処理するニーズが高まる。
リアルタイムのデータ処理を実現するためのボトルネックになっているのは、ストレージのアクセス時間である。
今後は、フラッシュメモリやストレージ・クラス・メモリを積極的に活用することでストレージのアクセスボトルネックを解消し、高速でリアルタイム性に優れたビッグデータのサービスが実現する。
- 16:20-17:00
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ストレージマネジメントより、データマネジメント。クラウドストレージがもたらすパラダイムシフト
アマゾン データ サービス ジャパン株式会社
マーケティング本部
本部長
小島英揮 氏
2013年は「クラウドファースト」の言葉に代表されるように、クラウド利用前提のアーキテクチャーが企業システムにおいても急速に広まってきている。昨今のビッグデータに対する関心のたかまりも、こうした「クラウドファースト」な動きを後押ししている。
クラウドが前提になることで、企業の関心は個々のストレージデバイスの管理ではなく、(本来あるべき)データそのものの管理、利活用に移ってきている。本セッションでは最新のクラウド導入事例を交えながら、今システム構築の現場で起こっているストレージのパラダイムシフトについてご説明する。
- 17:10-
懇親会