セミナー
2019ストレージの最新動向と今後の展望
IoT(Internet of Things)の普及に伴い、デジタルデータの生成が爆発的に急増している。2020年のワールドワイドのデータ生成量は44ZB(Zetta Bytes)との予測だが、自動運転や健康情報モニタリング、スマートグリッド、スマートメータ、HEMSなど、新規分野のデータが増加のペースを加速している。こうした潮流を受けて重要性を増しているのが、大容量データを格納する最新の次世代データストレージである。2019年の最初のセミナでは、「2019ストレージの最新動向と今後の展望」をテーマとし、HDD関連企業のトップ、調査会社のアナリスト、ストレージに知見を持つ大学の先生、元日経BPの記者を講師に迎え、次世代データストレージの現状と今後の技術と市場の発展の展望について講演をして頂きます。
講演者や出席者同士の情報交換ならびにネットワーク作りにもご活用いただけるかと思いますので、皆様のご参加をお待ちしております。
終了後には賀詞交換会を開催いたしますので、幅広い人脈の構築、情報交換等にお役立てください。
- 日 時
- 2019年1月25日(金) 13:00〜17:00(終了後、賀詞交換会)
- 場 所
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主婦会館プラザエフ 9階 スズラン
〒102-0085 東京都千代田区六番町15番地 地図
<交通>
JR四ッ谷駅 麹町口(徒歩1分)
東京メトロ(南北線、丸ノ内線)四ッ谷駅(徒歩3分) - 参加費
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IDEMA会員 一般(非会員) 1月25日(金) 25,000円 50,000円 複数参加オプション 3,000円
- 13:00-13:10
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開催挨拶
IDEMA JAPAN 会長
熊沢忠志 氏
- 13:10-13:50
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Where data is taking storage <資料>
Western Digital Japan, Ltd.
Vice President, Japan Sales
Managing Director
Larry Swezey 氏The Data-centric world is rapidly evolving, with Big Data getting bigger and Fast Data getting faster. Flash, HDD and platform innovations will define next-generation data centers. As End Points proliferate, data is increasingly being processed at the edge, demanding purpose-built, data-centric infrastructures. This presentation will explore how delivering advanced data infrastructure, from Core to Edge, is underpinning new data-centric architectures and business models that will deliver new opportunities and growing new ecosystems and markets.
- 13:50-14:30
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NL-HDD用高剛性、薄板、耐熱ガラス基板 <資料>
HOYA MEMORY DISK TECHNOLOGIES LTD.
Vice President
江田伸二 氏IoTの進化に伴って情報爆発時代に突入し、さらにはAIによるBig Dataの解析・分析を進める上でストレージの役割やそのデータ量は年々重要でかつ膨大であり、ストレージとして主たる役割のハードディスク装置への記憶容量の増加要求は一層強い。その中、高剛性特性を生かして薄板メディアを多数枚搭載することで大容量HDDの実現に貢献してきた。
- 14:30-15:00
休憩
- 15:00-15:40
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Updated Storage (HDD and SSD) Market Outlook <資料>
株式会社テクノ・システム・リサーチ
第1グループ アシスタントディレクター
楠本一博 氏2018年のHDD市場はNL市場の急速な成長に牽引され好調な滑り出しを見せた。しかし年後半にはデータセンター向け需要が一段落した。 さらにSSDの価格下落によってPC向けストレージではSSDの浸食が一層進み、2.5"Mobileを中心に下方修正が続いている。 本プレゼンテーションでは、こうした2018年のHDD市場の動きを振り返るとともに、2019年以降のHDD市場が、厳しさを増す周辺環境の変化の中でどのようなトレンドを描いて行くのかを明らかにする。
- 15:40-16:20
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ライフサイエンス大規模データ解析を目指したストレージプラットフォーム
<資料>山形大学大学院理工学研究科 教授
山形大学国際事業化研究センター 副センター長
田中陽一郎 氏大容量データの利活用が様々な分野で進んでいる。データインテンシブ解析の代表的分野として、ゲノム解析、神経構造解析等のライフサイエンス領域が挙げられる。ここでは大規模ストレージと解析プラットフォームの機能連携が重要で、ペタバイト級ストレージ容量、多様な非構造化データ対応、データ移動を最小限にするアーキテクチャ等の多様な機能が要求される。講演では、ライフサイエンスデータ解析の中核を担うストレージプラットフォームの機能と解析コンピューティングとの融合の可能性、将来展望について述べる。
- 16:20-17:00
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人工知能(AI)の最前線とストレージの役割
<資料> ※新しい資料アップしました(1/25)技術ジャーナリスト(元日経エレクトロニクス編集長)
今井拓司 氏人工知能(AI)の技術がさらに進化を続けている。画像や音声などの認識用途に限らず、自動運転車や家庭用ロボットといった自律的に動作する機器への応用も実用段階に入りつつある。本講演ではAIの最新の応用事例とそれを支える深層学習技術の概要、国内最速のAIスパコンに見るストレージへの影響を解説する。
- 17:10-
賀詞交換会(8階 スイセン)